今月3日に熊取町「家族介護者健康教室」
が開かれました
認知症の理解
~家族の接し方や関わり方について~
をテーマに
爽神堂 七山病院本多秀治先生が
お話してくださいました
事前にいろいろな質問を受け付けてくださり
当日はとてもわかりやすく説明
答えてくださいました
また、看護師の小川さんが
認知症と診断された方の気持ちを
例題で説明してくださり
改めて困っている方の気持ちを
認知することが足りていないのは
まわりの私たちなんだなぁと感じました
講義の中では
「長谷川式簡易知能評価スケール」
を公表された長谷川和夫先生の本
「ボクはやっと認知症のことがわかった」
も紹介されました
長谷川先生の言葉は興味深く
「今日は何をなさりたくないですか」
といった聞き方もしてほしい
この言葉はとても正直で
その状況におかれたご本人の気持ちを
的を得て表現された言葉であることに
感動しました。
私たちが心に留めておきたい
言葉のひとつです
新薬を含めた抗認知症薬についても詳しく
お話していただきました
医療は私たちの生活には
なくてはならないものです
薬もまた私たちの体の不調を
軽減または治してくれるものです
アルツハイマー病の治療薬は
他の薬と比べると
状況的にご本人が理解して
内服することはあまりないように思います
家族がその薬について
あまり知識がないというのも
現状ではないでしょうか
効果があるということは
その加減も難しいのかもしれない
高齢の身体に薬
思いもよらない副作用が
出るかもしれない
そしてその反応は
認知症という症状のひとつなのか
薬が作用しているのか
その判断は…
やはり家族として
今後の自分のために
知っておきたい情報知識のひとつです
私は介護職でもあります
生活の中に関わりの中に
「その人らしさ」を支える
そしてそれがもっと介護の中で
発揮されるような社会になれるよう
やはり勉強していくことは
大事だなあと思いました