外は、雨と強風に吹かれ木々達が悲鳴をあげながら、枝から葉っぱを撒き散らしている・・・・・。フロントガラスには、雨男の私を迎えるよう雨が強く叩きつけていた。


今日は、どうしても釣りに行きたい。。三時間だけ・・・そう考えながら寄り道をする。


後部座席には、エキスパートカスタムに蝦夷2が結んである。

ポイントに着き車から降りると、私をまっていたかのように森が囁き、枝から大粒の滴が垂れてくる。


川を見ると昨日からの大雨と土砂が流れ濁っている。

普段なら諦めてやめるのだが、今日は違った。

左手にもっているロッドが私をそうさせた。
疲れているはずの身体がとても軽く感じ沢登りを始めた。
先行者ももちろんいなく、一目散にいつもの淵へ。

ここは、オーバーハングと太く複雑に生えている木で餌釣りにはやりにくいポイントである。

少し離れサイドハンドでキャストをきめる。

新しい竿には中々慣れない私だったがこの竿は違った。


ロッドにルアーの重さを乗せ低い弾道で風を割きながらオーバーハングの下へ・・・。


チャッチャッチャ!とトゥイッチしてポーズを入れると・・・



ゴン!




ビシッ!っと優しくフッキング!
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あがってきたのは、20㌢くらいのちび岩魚ちゃんでした!

こんなに濁ってる中でもバイトしてくれた事に感謝し、優しくリリースした。



この後、二本足元でバラシて自分の未熟さを感じ沢を下った。


次はちゃんと時間のある日で大雨強風じゃない日にいきます。