あかんべ 上下 宮部みゆき | 本を読んだつぶやきです

本を読んだつぶやきです

こんなに本を読むことが楽しいのは生まれて初めてかもしれません

今年13、14冊目。

江戸の料理屋の娘おりんが、ひょんなことから、お化けが見えるようになり、謎が明らかになっていく。。

目に見えないものが見えることは偶然ではなく、なんらかの意味があるということ。

今までの人生で、そんな能力?がある人と出会う機会が多かった。私には特に、そんな力はないけど。

そんな力を世の中のために生かしたいと思っている人もいたし、優越感に浸っているだけの人もいた。ほとんどが後者。

結局は、その人の人としての生き方がどうか、ということにつきてしまう。

主人公おりんは、前者。他人のために自分ができることをしようと努力する。それは善であり、本来的な人の生き方なのだろう。

しかし、人間は自分の欲望に走り、他人と比較して僻み、人を恨んだり妬んだりする。なかなか難しい。
そんな負の生き方をしてると、それは、いつか自分に必ず負として返ってくる、と。但し、人はそれに気がついて踏みとどまることもできると。そんなことを、著者は言いたいのではないだろうか。

とても深い話がわかりやすく書かれていると思います。






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