河合敦『晩節の研究ー偉人・賢人の「その後」』
偉人・賢人の晩年にスポットを当てて記述してます。
道長の晩年の悲惨さは知ってましたが、あらためてこの世を謳歌したとは思えないと思いました。「光る君へ」ではどうなってたのでしょうか。
源義経=チンギス・カン説は有名で、この本でにも紹介されてます。西郷隆盛も西南戦争で死んでなくてロシアへ渡ったという説があったのですね。皇太子のニコライが日本で襲われた事件は有名ですが、犯人の動機がニコライと共に西郷隆盛が日本に戻ってくると信じられていて、西郷の復帰により西南戦争で活躍した兵士が追放されるという噂を信じたことにあるというのは初めて知りました。