赤瀬川原平「新解さんの謎」
前に国語辞典が欲しくていろいろ調べてみたことがあります。目的は語用でよかったので買ったのが明鏡さんや学研さんの国語辞典。買わなかったけどベネッセも良かったです。三省堂の新明解国語辞典は評判が良いのでしたが中を見たら普通の辞典だったのです。なぜ評判が良いのかが不思議でした。しかし、赤瀬川さんのこの本を読んで新明解国語辞典の面白さに納得しました。しかしその面白さは第四版までなのだそうです。
最初に紹介されているのが「恋愛」です。「特定の異性に特別の愛情をいだいて、二人だけで一緒に居たい、出来るなら合体したいという気持ちを持ちながら、それが、常にかなえられないで、ひどく心を苦しめる・(まれにかなえられて歓喜する)状態」
笑えました。他に掲載されている用例の面白さ。
amazonの古本で第四版を買ってしまいました。。。
ちなみに赤瀬川さんって誰と思ってたら尾辻克彦さんだったのですね