円城塔「コード・ブッダ 機械仏教史縁起」
AIが活躍し始め何かと話題になるので面白そうなので読んでみました。著者の円城さんの作品は読んだことがなく、伊藤計劃さんとの共著がることぐらいしか知らず、どういう作家さんかは分かりません。
読み始めてAIにとってコピーが輪廻という解釈はなるほど。AIのいろいろなことが仏教にあてはめていくところは非常に面白かったです。ただ、AIのプログラミングなどが専門的な話になると僕の頭ではついていけなくなりました。このあたりの知識があり仏教のことも知っている方にとっては非常に面白いのではないのかと思います。
物語の展開は、形而上学と言っていいのでしょうか。AI同士の会話というのは、どこで行われるのでしょうね。。。