トーベ・ヤンソン「ムーミン谷の彗星」
今年は1日1冊閏年故に年間366冊を目標にしてます。そして最後はムーミンで締めようと思い化粧箱入りの文庫全集を購入しました。その1冊目が「ムーミン谷の彗星」。ただ、発刊順で言うと2冊目になるそうです。日本での文庫本だと1冊目は最後になってます。知っていれば1冊目から読んだのですが。。。メルヘンとしてのムーミンの雰囲気は3冊目の「たのしいムーミン一家」からだそうです。確かにこの「ムーミン谷の彗星」は地球に衝突する彗星が迫りくる中、海水は蒸発してしまい灼熱の地球と化していきます。ムーミン谷の人々は洞穴に避難するのです。
この作品はフィンランドでは第二次世界大戦終了の1946年。第二次世界大戦のフィンランドの国内情勢を表しているのでしょうか。