君塚直隆「物語イギリスの歴史(上)」
そもそもイングランドが何故日本ではイギリスというのかというは前々からの疑問でした。オランダ語で「イングレス」は江戸時代に「エンゲルシュ」もしくは「エンゲルシュ」と言い、それがいつしか日本語になまって「エゲレス」となったのだそうです。
僕は、ちくま文庫の松岡和子さん訳のシェイクスピア全集を月1冊のペースで読んでます。シェイクスピアは、イギリスの国王を扱った作品をいくつか書いてます。しかし、僕が知ってるのは世界史の中のイギリス史。シェイクスピアが描くイギリスについての歴史をもう少し詳しく知りたくて、読んでみました。
この上巻では古代ブリテン島からエリザベス1世まで、ということで、まさしくシェイクスピアが生きた時代までのイギリス史が書かれてます。
うわーやっぱりすごいですね。この新書版ではやはりまだまだ書き足りないと思いました。