池永陽「珈琲屋の人々 遠回りの純情」
「珈琲屋の人々」も6冊目となりました。
基本的な登場人物は過去に殺人を犯した行介。彼のかつての恋人の冬子。幼馴染の島木。行介はどんな理由があるにし人殺しをした自分を許すことができないのです。悩み深き人達は、そんな彼の姿や意見を聞きたくて、行介の珈琲屋に訪れてくるのです。今回は、5歳児の今日子が預けれたことに始まります。
決して明るい物語ではありませんが、悩める人に優しい物語です