シェイクスピア「リチャード二世」
リチャード二世からヘンリー四世への王位の委譲。このあたりはイギリス史に詳しくない僕には、リチャード二世の悲哀さというか自業自得なのか判断がつかないところです。エリザベス朝時代にこの劇を観た英国民は、我々が大河ドラマなどを史実に基づいて観た時に感じる脚本家による新しい解釈などを面白く感じたのでしょうね。英国史についてはまた読んでみたいと思ってます。
今回、僕が面白く感じた台詞たち
欲望が良識に叛乱を起こすからだ
ならば明日という日を今日に続かせるな
でもそれが何かまだ分からない、名づけようがないのです
ただ、名前のない悲しみだということは分かっている
戦って死ぬのは死によって死神を殺すこと、
一方死を恐れるのは死神の奴隷になること。
もう一度さようなら、あとは悲しみに語らせよう
毒を必要とする者が毒を愛するとは限らない、