林真理子「平家物語」
あの長い平家物語がどのように一冊に書かれてるかが興味ありました。林真理子さんは、物語に登場する人物の視点やその人物のことで章立てをされています。
序 治部卿局
一 入道相国清盛
二 三位中将維盛
三 無官大夫敦盛
四 建礼門院徳子
五 二位尼時子
六 後白河法皇
七 九郎判官義経
結 阿波内侍
読んでいて、途中に明治時代の琵琶法師が登場します。これは少し??でした。
初めて平家物語に触れる方には、少し流れを掴むのが難しいかなと思いました。だいたいの流れを知っていれば、こういう見方もあるのかと面白く読めます。

