コーマック・マッカーシー「悪の法則」
映画の脚本として書かれたもの。台詞の他に場面の状況を説明するために詳しい文章表記。また、場面の転換も早い。映画の監督はリドリー・スコット監督だそうです。
話はコカインの密売に手を出した弁護士。失敗したのか嵌められたのかはよく分からなかったけど、命を狙われるはめになり、結婚相手も殺されてしまいます。このあたりのバイオレンスさはマッカーシーらしいです。こんな台詞で締めくくられます
でも臆病者ほど残酷なものはなくてその残酷さがもたらす殺戮はたぶん想像を絶するものになる。さてとそろそろ注文しない?わたしおなかがぺこぺこ。