ロバート・ジェームズ・ウォラー「マディソン郡の橋」
映画は知ってましたが観たことはありません。勿論、読むのも今回が初めてです。
フランチェスカはキンケイドと過ごした4日間のことを思い出します。それは結婚していて子供が二人いた彼女にとっては思いもよらない恋の思い出です。夫も子供も出かけている時に、写真を撮影するために橋の場所を訪ねて来たのがキンケイドだったのです。二人は予想もせずに恋に陥ってしまいます。
キンケイドの二人で旅に出ようという誘いに対し、夫と子供もいるフランチェスカは断るのでしたが、それ以降は会うこともありませんでした。

女の愛し方を知っている男のすばらしい愛撫もない。そして、なによりも、あなたがいない。けれども、わたしには忌々しい責任がある