群ようこ「鞄に本だけつめこんで」
群さんの本は多分初読みだと思います。本の紹介本かなと思って読んだのですが、群さんの生い立ちのエピソードの中で、本が紹介されてます。どちらかと言うと、エピソードメインで本の紹介はその補足。なので、純粋に本の紹介を期待して読むと少々・・・・
群さんはこう書いてます。
「親以外に信じられそうな大人は担任の先生と、『放浪記』を書いた林芙美子と、『堕落論』を書いた坂口安吾だった」
勿論、「放浪記」と「堕落論」は紹介されてます。
あと、群さんがムッとしたことは「一時代前の料理本に『マッサージと料理の上手な妻は一生大事にされる』というのがあって。。。」

