三宅香帆「読んだふりしたけど ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法」
三宅香帆さんの読書案内は二冊目。
本の紹介の一冊目は「カラマーゾフの兄弟」。この本での読む技術は「あらすじを先に読んでおく」というものです。この技術は難しそうな文学作品で僕がとる方法と同じです。何回か読み直すことが前提ならば、そんなことはしませんが、基本読むのは1回というものが多いです。ドストエフスキーでは「悪霊」は2回読んだけど意味不明だったので、漫画の「悪霊」を読んで、ポイントを押さえて3回目でやっと面白く読めました。プルーストの「失われた時を求めて」は文庫本で14冊もあり読み返すことはかなり難しいので、先に漫画で読みました。あらすじを掴んでおくだけでも、場面設定が分かり、書かれている内容を把握しやすかったです。
読書会の課題本は、読む時に課題意識があり、けっこう集中して読めます。ようはその本を読む時に何かしら、自分の課題意識を持つことが大切なのかなとも思います。
この本で紹介されている本で読んでないものが何冊かあったので、近々読んでみたいなと思ってます。「若草物語」が最初かなぁ。。。