中村文則「去年の冬、きみと別れ」
本文中にタルコフスキーの名前が出てきます。やっぱり有名な人なのですね。
このお話はミステリーだったのですね。途中から何やらややこしいなと思いながら読んでましたが、前知識なしで読み始めたので後半の展開には驚きでした。叙述トリック的なところもあるので映画化されたということですが、どのように演出されたのか興味があります。
たとえば・・・・、誰かのことを死ぬほど好きになったとしても、絶対にその人間しかいないと思ったとしても、・・・・人はその相手と別れた後、また別の人間に対して似たことを思うことができる。・・・・なぜなら、そうやって生きていかないと辛いから。・・・・そうでしょう?
そうですね、答えてしまいます