アルカジイ&ボリス・ストルガルツキー「ストーカー」
大江健三郎も愛読したというストガルツキー兄弟のロシアSF作家のファースト・コンタクトの傑作。ソラリスの監督のタルコフスキーによって映画化もされてます。ゲームにもなっているようです。確かにゲーム向きの内容。
舞台となっている地球では、異星人が訪れた正体不明の超文明の遺物が残るゾーンと呼ばれる領域がいくつかあるのです。そこの地域では異常なことが起こり立ち入り禁止地域になっているのですが、そこから不法に超文明の遺物を盗み出してくる者達をストーカーと呼ぶのです。
ゾーンの影響を受けて死んだ人間が蘇ったり、ミュータントになったりします。ゾーン内では重力異常など少しでも油断すると命を落としてしまうのです。物語の最後は願い事が叶えられると言われる「黄金の玉」を求めてゾーン奥深い侵入するのですが。。。