サン=テグジュペリ「夜間飛行」
明日の読書会の課題本なので二回目の再読です。
序を書いているのがアンドレ・ジッド。ジッドはサン=テグジュペリの処女作でありこの本にも収録されている「南方郵便機」より「夜間飛行」のが良いと書いてます。僕も1回目の読みでは、そう思いました。でも、今回読んで「南方郵便機」も良かったなと思いました。
この「南方郵便機」はプロットが分かりにくいところがあるので1回目では頭がこんがらがってしまう面があるとは思います。ただ、宮崎駿さんの「紅の豚」のことが思い浮かんできて、地上より空の方が良いと思う男達の生き方がうらやましいとも思いました。
ところで、この頃の飛行機は複葉機なのでしょうか。。。