シェイクスピア「冬物語」
松岡和子さん訳のちくま文庫のシリーズを読むことに決めて第18巻がこの「冬物語」。正直、この作品は名前さえ知りませんでした。が、読んでみたら面白かったです。喜劇ではありませんが、ハッピーエンドで終わっているのでしょう、、、というのはエンディングの細かなことがよく分かりませんでした。
シチリア王レオンティーズは妻のハーマイオニが親友のボヘミア王ポリクシニーズと不義を働いていると嫉妬に狂います。オセローと違って全くのレオンティーズの思い込みで家臣も諫めるのですが聞く耳もなく、その結果、妻、息子、娘と失ってしまいます。デロス島のアポロンの神託を聞き、自分の過ちに気づくのですが時は既に遅かったのです。そして16年後。。。