サン=テグジュペリ「星の王子様」
今月、読書会の課題本がサン=テグジュペリの「夜間飛行」なので読もうと思いました。随分昔の読んだもので家の中を探したのですが見つからなかったです。いくつかの出版社から発刊されてるようですが結局は本屋さんにあった新潮文庫。池澤夏樹さん訳のもありましたが、イラストが白黒ばかりだったのでカラー版にしました。
改めて読んでみて、砂漠に不時着した飛行士が出会ったのが星の王子さまだったのですね。この飛行士はあきらかに著者のサン=テグジュペリ自身がモデルになっていると思います。生死の境目で孤独な時、ふと異次元に迷い込むような感じですね。これは「人間の大地」や「夜間飛行」を読んで、サン=テグジュペリの思いの上にこの「星の王子さま」が書かれたのかなと思えてきます