原田ひ香「図書館の夜食」
主人公の樋口乙葉が書店を辞めて新しく務めたところは亡くなった作家の蔵書を公開している夜に開館する私立の図書館。その図書館には食堂もあり、そこでは物語に出て来る食事を作っています。と言っても、この物語は夜食はメインではありません。
この図書館を任されているのが篠井さんというマネージャー。図書館のオーナーは実態を明かさず採用されるときにネット上で面接する時だけ会話のみできるのです。マネージャーからは決してオーナーのことは探らないようにと忠告を受けます。
さて、なにやら秘密めいたこの図書館で起こる出来事は。。。