ロジェ・マルタン・デュ・ガール「チボー家の人々1 灰色のノート」
本屋で昔からずーと気になってた本。でも、新書版で13巻という長さに躊躇してましたが、「黄色い本」という漫画を読んで読むことにしました。
「黄色い本」は高野文子さんという方が描かれた漫画で、主人公の女子高校生が「チボー家の人々」を読むふけるというものです。
さて、この第1巻はチボー家の次男のジャックが友人のダニエルとの交換日記である灰色のノートが学校にばれてしまい、二人で家出をしてしまうのです。
ジャックの父親は議員を務めるカトリックの厳格な家庭で、父親も素直に息子を愛することができません。一方、ダニエルはプロテスタントの家庭で母親に愛されながらも父親は外に愛人を作り家庭をかえりみません。
さあ、二人の家出はどうなるのでしょうか。。。