森博嗣「自由をつくる自在に生きる」
S&Mシリーズを読んでいて、犀川先生の思考パターンが面白く、きっと著者の森博嗣さんの思考を反映しているんじゃないかと思い読んでみました。その内容は期待を裏切らず、読んでいて犀川先生が語っているように思えてきました。
自由というものを本来私たちが思っているようなものではなく、森先生独特なクールで合理的な捉え方をされてました。まさしく犀川先生。他にもいろいろ為になることが書かれてました。
森博嗣さんも1日1食しかとられないそうです。朝食をしっかりとらないととよく学校でも言われます。僕は少ししか食べません。

悩んでいる人は、解決方法を知らないのではなく、それを知っていてもやりたくないだけだ

自分が選べる範囲は、すべて満遍なく注目しよう。自由の可能性を自分から制限することはない。チャンスは、それに気づいた者にだけ微笑むのである。

非合理な常識より、非常識な合理を採る。それが自由への道である。

基本的に、自由を感じる人とは、自由を感じたい人であり、自由を感じない人は、自由を恐れている人だ。

たいていの場合、夢の実現が困難になって、いわゆる「挫折」を味わうのは、「もう駄目だ」と本人が諦めた瞬間である。本人が諦めなければ、限りなく不可能に近い夢であっても、挫折は訪れない。細いながらも道はまだつながっている状態と言える。