シェイクスピア「コリオレイナス」松岡和子訳
松岡さんのシェイクスピア全集の第14巻は、ローマ帝国初期の頃の物語。プルターク英雄伝にシェイクスピアがネタを探したのだろうか。塩野七生さんの「ローマ人の物語」の中にも登場してくるようです。
コリオレイナスとは、ローマの貴族階層の将軍ケイアス・マーシアスがコリオライを陥落させたことで与えられた名前。あまりの傲慢さの故、ローマから追放されてしまう。シェイクスピア最後の悲劇だそうだが、あまり同情できない人物。
He's mine or I am his.
殺すか、殺されるか。。。常に二択に迫られる展開