望月麻衣「満月珈琲店の星詠み~秋の夜長と月夜のお茶会~」
シリーズ5冊目です。
3つのお話が語られてます。
最初は淡路島で母を看取った百江。彼女は母の為と思い、そばを離れず独身で40歳まで過ごしてしまいました。思うと自分を縛り付けた母のことが恨めしく思えてきます。そんな時に、現れるのが満月珈琲店。星を詠むということは運命から離れることはできないのかもしれませんが、その中でできること、自分の気持ちの持ち方を変えることや、自分で一歩踏み出すこと、それだけで人生が変わるのかもしれません。
そして、この第1章は、第2章、第3章へと、不思議に繋がっていきます。
僕にもこんな猫喫茶のお店が現れてくれないかな。素敵な飲み物とスイーツ。
猫を助けることが条件ですね