ジュール・ヴェルヌ「海底二万里 下」
インド洋から始まる第二部です。
インド洋から向かったのは紅海。そして、なんとスエズ運河がまだ開通していない時代の物語ですが、海底の洞窟が地中海に繋がっているのです。地中海に入ったノーチラス号は、二日で大西洋に出ます。そして伝説のアトランティスの海底遺跡を目にした後、秘密基地へと。その後、南極点への探検を試みてあわや氷山に閉じ込められそうになります。物語はクライマックスへと。沈没船に悲しみの表情を見せるネモ船長。復讐を思わせる軍艦との闘いに勝利するのですが、ネモ船長の抱える秘密や正体ははっきりしません。さて結末は。。。。