酒井健「バタイユ入門」
今月の読書会がバタイユの「眼球譚」。名前を聴いたくらいで全く読んだことなし。なにやら難しいような人物らしいので入門書を読んでみた。
この酒井健さんの「バタイユ入門」はとてもよかった。
バタイユ自身の思想の解説もそうだが、彼が関連したヘーゲル、ニーチェ、ハイデガーの説明もとてもよかった。それに加え、酒井健さん自身の解釈が分かり易くいろんなことを学ぶことができた。しかし、分かった反面、バタイユの本を読むことが面白くなくなったような気分も。。。やはり、先にバタイユの本を読んだ方がよかったかな。。。