柴田元幸翻訳「アメリカン・マスターピース 準古典篇」
この本は図書館で見つけました。編訳者あとがきで柴田元幸さんは、『アメリカン・マスターピース 古典篇』に続く、と書いてあります。このアメリカン・マスターピース・シリーズは、「古典篇」「準古典篇」「戦後編」の3作あるようです。集めてある作品は、「編訳者が長年愛読し、かつほとんどの場合は世に名作の誉れ高い作品」ということだそうです。
紹介されている作家は、12人。ヘミングウェイ「インディアン村」やフォークナー「納屋を焼く」などが収められています。僕が妙に印象に残ったのが、イーディス・ウォートンの「ローマ熱」です。