トルストイ「クロイツェル・ソナタ 悪魔」
この二編は性問題に関するもの。
「クロイツェル・ソナタ」は妻への嫉妬故に最後には殺してしまう夫。
「悪魔」は自分の性衝動が抑えきれず最後には自殺してしまう夫。
ここまでストイックに生きなければいけないだろうか。トルストイ自身の実体験を元に書かれているようだけど、年齢を重ねてから後悔の念に苛まれたのでしょう。
読者への訴えなのか己への懺悔なのか。。。