吉野源三郎「君たちはどう生きるか」
少し前に話題になりましたね。ようやく読みました。
所謂教養小説というものになるでしょう。
戦前、山本有三さんが中心となって企画した「日本少国民文庫」全十六巻の最後を飾るものです。著者は山本有三さんが予定されてたそうですが病に倒れ、吉野源三郎さんが書くことになったのだそうです。
主人公は中学一年のコペル君。彼の成長物語。この物語の中にも、どう生きていくのがよいかということも書かれているが、本当の目的は読者である「君たちがどう生きるか」考えることが一番大切なことなのでしょう