内館牧子「老害の人」
高齢者社会の今、笑えない話ですね。僕にも高齢の父親がいます。この本に出てくるように同じ話を毎日のように聞かされます。最近は仕方のないことだと聞いてます。その方が本人にとってもいいような感じです
問題は、知らない間に僕らも年をとり近づいているということです。誰もそういう時が訪れるはずです。僕達だけが例外ではないのですよね。
若い人に迷惑をかけないようにしたいと今は思ってます。

先々のことなど考えないから、若者なのだ。先々がないから昔のことばかり言うのが老人なのだ・・・・・。

『教育』じゃなくて『今日行く』よ。老人には今日出かけて行くところが必要ってこと。それが生きる励みになるの。もうひとつ、『教養』じゃなくて、『今日用』よ。老人には何でもいいから、やるべき今日の用事が必要なの。