塩野七生「ギリシア人の物語Ⅲ 新しき力」
この3巻での主人公はアレクサンダー大王。彼の理解力・先を見通す力、行動力は凄まじいものがあります。信長にも似通ったところはあると思いました。
僕は現在、北方謙三さんの「チンギス紀」も読んでますが、テムジンとも似ているところがあるのかなと思います。

オリンピックを発明すれば、ボイコットも発明してくれる

反マケドニア気運が高まったスパルタとアテネはマケドニアのフィリップス王主催のオリンピックをボイコットするのです。

アレクサンドロスに従いていくのは大変な苦労であったのは確かだが、退屈だけはしなかったにちがいない、と。