桜井万里子/木村凌二「世界の歴史5 ギリシアとローマ」中央公論社
家にあった中央公論の「世界の歴史」を1巻から順番に読むことにしてました。今回、読書会の課題本かソポクレスの「オイディプス王」だったので、ギリシアを知るためにちょうど良いと思って読んでみました。
最近、塩野七生さんの「ギリシア人の物語」の第1巻を読み終わったところ。また、同じ塩野さんの「ローマ人の物語」は何年かかけて全巻読みました。これらの内容と比較して、この世界の歴史は1冊でギリシアとローマを記述しているので、ダイジェスト版に思えてしまいました。ただ、概略を知るには十分でした。
それにしても、ギリシア人とローマ人、現在では陽気な民族でのんびりしてるように思えてしまうのは偏見でしょうか。しかし、歴史の上では人類の歴史をレールを形作ったとも言えます。