ベルンハルト・シュリンク「別れの色彩」
シュリンクは「朗読者」の著者であるドイツの作家
この本は短編集であり、共通のモチーフとしては「別れ」です。その「色彩」故に様々な別れが描かれています。単純な男女の別れだけではなく、人生の切なさや別れがあった後の出会いなど、別れを巡っての物語。そして、どの話も僕の心に突き刺さってきます。人生にifがあればと読みながら思うこともたびたび。。。しかし、過ぎ去ってしまった以上は、どう別れを受け入れるか。。。