京極夏彦「書楼弔堂 待宵」
あらゆる本があり、訪れる人が探し求める本を見つけ出す不可思議な本やの弔堂(とむらいどう)。今回、弔堂を訪れる人物達は以下の人々
徳富蘇峰 岡本綺堂 宮武外骨
竹久夢二 寺田寅彦 斎藤一
そして、今回、弔堂の店に案内する甘酒屋の明治維新の域の頃に謎の老人が登場します。最後にこの老人の正体が明かされますが、ネタバレになるのでご想像ください。
さて、今回の表紙は、サロメのビアズリーの挿絵です。この絵の話が登場するのは、勿論、竹久夢二でのところです。