太宰治「女生徒」太宰治「女生徒」 これはジャケ買いです。中身も初読みです。 この本は、話者が一人称で女性の視点で書かれた作品ばかりを集めた短編集です。 僕も男なんでなんとも言えませんが、太宰さんは女性の心理を推し量りながら上手く書いていると思うのですが、女性の立場からしたらどうでしょう。 表紙の絵、作品の「女生徒」戦前が舞台なので、当時の高校生がこのような制服を着ていたとは思えませんし、横断歩道の白い線の模様は調べたら戦後のようなので、これもおかしいですね。