石原さんの本は新しい本は二冊ほど読みましたが、石原さんを有名にしたこの本は読んでなかったのです。
太陽族という言葉が生まれたくらい、当時の世相を沸かせた本です。ただ、ここに登場してくる若者たち、たまにニュースで見かける東京有名大学の学生が女性に対した悪行でつかまる事件と似てるなって思ってしまいます。
この本の舞台は1950年代ですので、太陽族というものがどのようなものかは僕は資料でしか分かりません。読んでいて、すごく現実社会と解離してるなって思ってしまいます。ただ、当時の若者もエネルギーのもっていく場所がなかったのでしょうね。