川上未映子「乳と卵」

大阪から東豊胸手術のために上京した巻子の妹が主人公。巻子には緑子という緘黙児の娘がいる。この3人が登場する物語。
何故巻子は豊胸手術を受けたいのか、緑子は何故口をきかなくなったのか。やがてくる生理によって女としての生き方は迫ってくるのか。巻子の離婚が原因なのか。
この本はもう一つ「あなたたちの恋愛は瀕死」と短編がのってます。こちらも同じようなテーマなのかと思いました。
何度でも書いてますが、女の生生しさを女性故に書くことができるのでしょうか。