あますところこの六巻と七巻。いよいよモンテ・クリスト伯の復讐の牙がむき出しになっていきます。
まず一度は助けてやったカドルッスですが悪業やまず、同じような仲間に殺されます。死に際に、クリスト伯の正体を知ります。
そして、メルセデスを奪ったモンセール伯爵ごとフェルナン。彼は自殺します。
メルセデスは息子のアルベールの命乞いにモンテ・クリスト伯の元に訪れます。エドモンとしてメルセデスに出会ったモンテ・クリスト伯。愛の記憶が蘇っていきます。このあたりのストーリー展開は脚本家でもあったデュマのうまいところです。
三人目がダラングール。クリスト伯は彼の娘の結婚を汚辱にまみれたものにします。
そして、第七巻に続きます。
もうページをめくる手が止まらない展開です。