前半の山場は、エドモン・ダンテスと彼の恋人だったメルセデスとの対面。しかし、ダンテスはあくまでもモンテ・クリスト伯として会うため、メルセデスはダンテスと分かりながら、ダンテスとして話すことができません。
そして、後半は仇敵ヴィルフォールの娘のヴァランティーヌとエドモンの雇い主であったモレルの息子のマクシミリアンとの恋。
物語はモンテ・クリスト伯の復讐劇が用意周到な計画の元に進んでいきます。しかし。マクシミリアンとヴァランティーヌの二人のことは、モンテ・クリスト伯は知らないのです。ところがモンテ・クリスト伯の復讐劇が二人にとって良い結果をもたらしていきます。
このことは復讐劇が神の祝福を得てるということなのでしょうか。今後の展開が楽しみです。