周五郎少年文庫の時代小説集。周五郎さんの得意なところと言えます。
伊達政宗が隻眼だったのは、自分の日を認め自ら左眼を刀で突きさしという場面も出てきます。勿論、史実とは違います。
日本紀元2480年に新造戦艦日本丸が出帆! 宇宙戦艦ヤマトのようです。紀元2480年文政3年は西暦1820年です。
表紙は本多平八郎忠次。徳川四天王は本多平八郎忠勝です。この忠次は織田信長の家来。お姫様は斎藤道三には娘が二人いて上の娘が信長の妻で、妹が奈々という設定。二人とも架空かだど思います。
この忠次は本家平八郎と間違われて多くの敵から狙われて臆病になってしまいますが、最後には本家平八郎の眼前で手柄をたてるというものです。
さて、僕の山本周五郎新潮文庫前読破まで残すところ1冊になりました。