持統朝の時に完成した藤原京。なぜに藤原氏と同じ名前なのか疑問でした。
定説では地名ということですが、この著者の土橋さんは持統天皇と藤原不比等との密接な関係だということです。
馳星周さんの「比ぶ者なき」と「四神の旗」という本を読んだ時、持統天皇の血筋を守る執念が不比等の力を借りることで達成したことがすごくよくわかりました。
この本は、それを裏付けるもので、面白かったです。