アメリカ人の青年ウィンターボーンはスイスで同じアメリカ人女性のデイジー・ミラーに出会います。

彼はアメリカの上流階級に属しています。一方彼女は金持ちだが社交界に属してはいません。

彼は彼女に対して恋心を抱くのですが、デイジーの自由奔放の生き方に対し彼の周囲の人々は非難します。

そして、再会したのはローマ。

彼女はローマ人の男性と常に行動しているため、ここでも周囲からの批判の対象となってしまいます。彼はそんな彼女を見守ることしかできません。そんな二人の結末は・・・

自由奔放な生き方をする女性とそれを見守る男性。読んでいて、カポーティの「ティファニーで朝食を」を思い出してしまいました。したがって、デイジーがオードリー・ヘプバーンと重なって見えてしまった僕でした。