岩波文庫で全7巻あります。この夏の僕の課題本です。
デュマは、実話を元にしてこの物語を書いたのだそうです。実際にすごい事件がおきたものです。
「モンテ・クリスト伯」という題名のほかに、「巌窟王」の方が日本では通じやすいと思います。アニメでもその昔やってたので、あら筋は多くの人が知っていることかと思います。
1等航海士のエドモンド・ダンテスが船長になることに嫉妬したダングラール。従妹のメルセデスを愛しているのにエドモンドと婚約したことに嫉妬したフェルナン。エドモンドの父の隣に住んでいる悪知恵の働くカドルッス。エドモンドの持ってきたボナパルト党の手紙のあて名が父であることが分かると破滅する検事のヴィルフォール。
彼らの悪だくみの結果、孤島の牢獄にエドモンドは終身刑の罪で入れられます。そこでファリア司祭と知り合います。そして、モンテ・クリスト島の財宝のありかを教えられます。物語は・・・・で1巻はおしまいです。