良いコーヒーとは,悪魔のように黒く,地獄のように熱く,天子のように純粋で,そして恋のように甘い
これはフランスのタレーランの言葉。タレーランは僕の好きなフランス革命に登場してくる人物。有力貴族の子として生まれながらも後を継ぐことができず,僧侶になった人物です。革命勃発の時に暗躍しましたが,結局は自分が権力を握ろうとしたのですが,できずところどころに登場してきます。革命末期にまた登場してくると思います。
さて,この珈琲喫茶タレーランの店長が心臓病で入院してしまいます。手術前に切間美星に頼んだことは,亡き妻が一週間家出した理由を調べてほしいというものでした。
タレーランに通うアオヤマと美星は,その秘密を探ります。そこに表れのが店長の孫の女子校生の小原。
亡き妻が一週間の家出の間にある男性と会っていたことが分かります。その真相は・・・
この第6巻で,いよいよおしまいかなぁ・・・という感じです。