パウロ・コエーリョの実体験に基づいて書かれたということです。
読まれた方もけっこういるんじゃないかなと思いますが,どういう読み方をしていいのか悩んでしまいました。
パウロはRAM教団の最終段階の試験に失敗してしまいます。奇跡の剣を手に入れるために課せられた試練がサンチャゴへの巡礼。この旅の中で,剣を見つけなければいけないのです。
この旅で師となったのがペトラス。旅の道中でいくつかの試練に出会います。その中で最大の試練がレジョンである犬。レジョンはキリストにたちはだかったレギオン(悪魔の軍団)のことです。
本の中にはいくつかの実習も紹介されます。
そういう意味ではスピリチュアルな体験の本なのでしょう。。。
この本はこう締めくくられています。
そして,そのことを考えてみると,人は,誰かが自分を待っている場所にあるべき時に,必ず行く着くものだと,私は思うのだった。