こんな文章が出てきます
フェンダーの左右にひとつずつ装着されているミラーは,やはりぶちこわしだった。(略)あきあらかに,じゃまだ。運宴席のドアの外に,ドア・ミラーがあれば,実用上はフェンダー・ミラーよりもはるかに勝っているはずだ。
この本の発刊は昭和55年です。うわっ,僕が免許とった年かな。。。確かにあの頃は,フェンダーミラーだったなぁ・・・
この物語に登場する車は,フェアレディZにセリカダブルX。でも,この頃からスピードが固定できるオートクルーズ機能は搭載されてたんですね。あの頃の僕にとっては憧れの車でした。
初めてのマイカーはカローラの中古。そして就職して買ったのがスプリンターのクーペ。これは一旦停止無視の車に交差点でぶつけられて大破! そして,スプリンター・トレノだったな・・・フェアレディとかは,とても僕の給料では買えなかった。
さて,この本は少し長めの短編集。「1963年,土曜日,午後」の情景描写は素敵だった