親友のロべールの妻となったジルベルトの元で過ごす「私」。この時,二人が幼くして出会った時に,ジルベルトが「私」のことを好きだったことを知る。もし,このことを知っていれば,と思う「私」。
この後,物語の進行は激しくなる。「私」は療養生活に入り,社交界に参加できなくなる。そして,世界は第一次世界大戦へと。
青年から壮年となった「私」は,ゲルマント大公妃のパーティーに訪れる。そして,「私」は,文学や芸術の本質について悟る。この部分は圧巻です。ここに至るために,12巻まであったとも言えます。
また,この部分は必ず再読しようと思いました。
次は,最終巻となる14巻です。。。