テムジンは,大会議(クリルタイ)において,カンの称号を受け,ついにチンギス・ハンと名乗る。
テムジンのかつての盟友でもあり宿敵であったジャムカをとうとう倒す。
そして,金国との闘いにむけて,地道に準備をすすめる。
物語の中では,梁山泊が登場してくる。このあたりは,北方版チンギス紀であり,北方さんが水滸伝以来書き続けている物語が続いてくる。僕は北方版「水滸伝」は途中で挫折しましたが・・・・
この梁山泊がどう関わってくるのかが楽しみです。
中国での「水滸伝」は,宋江率いる梁山泊は南宋を助け,金国と戦うことになるのですが,歴史的に金国に攻め入るのはチンギス・ハン。チンギス・ハンを梁山泊の末裔にしてしまうのが北方さんらしいですね・・・