学生時代に読んで,なぜか急に読みたくなって。amazonで探したら中古本でありました。
調べたら,岩波文庫もあったんだけど,僕が読んだのは角川文庫だったんで,そちらに。手元に届いてみたら,村岡花子さんが訳してるんですね。当時は知らなかった。。。
この本は,聖書のように創世記といったように分かれていません。ずーと一つのお話のように,旧約聖書から新約聖書までのことが書いてあります。
この本の好きなところは,挿絵。精密な宗教画と異なり,思わず笑ってしまうようなもの。心がなごみます。
先に読んだ「パチンコ」の登場人物と同じ名前のひとがいっぱい登場します。これは意図してませんでした。偶然です。
この中で,ヴァン・ルーンさんは,イエス・キリストのことは,その当時の史書には出てこない,ということを書いてました。そう言われれば,当時の所謂史書にイエス・キリストのことは書かれたものはないのかな,と思いました。
この本を読んだあと,「ジーザス・クライスト スーパースター」を観ました。